五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ロックバンド映画「スパイナル・タップ」

■ロックバンド映画「スパイナル・タップ」(1984)というのを見ました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07NJPPNM4/
https://filmarks.com/movies/46860/spoiler
 
落ち目のヘヴィメタバンド。全米ツアーを試みるも、手違いと失敗の連続で会場キャンセルや規模縮小が相次いでいく。ボーカリストの「彼女さん」が運営に口を出し、マネージャーがそれに怒って辞め、やがて子供の頃からの相方であるリードギターともケンカ別れしてしまう。ボロボロになりながらもバンドは最後の公演へと向かうが果たして……という内容です。
 
コメディでも痛快じゃなく、皮肉とくすぐりとパロディで見せるタイプですね。「初代ドラマーは園芸をやってて死んだ。二代目はゲロを詰まらせて死んだ」なーんてくだりは、ロックファンにも笑うに笑えないというか、一事が万事そんな感じ(^^;バンドの劇中歌も、曲はなかなかいいんだけど、歌詞がまあ下ネタでひどいし(苦笑)メタル全体のパロディになってる。でもそれでも、純粋にロッケンローに賭ける主人公たちは愛すべきものでした。